アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
喧しくない、アメリカのオリンピックマラソン選考------2016年マラソン選考レース
日本では、リオのオリンピックに向けてマラソン選考が喧しい状態でした。しかし、男女とも最悪(?)のケースが避けられ、なんとか無難な結果に落ち着きそうです。

訴訟社会、価値観多様社会のアメリカ。物事は、すべて理詰めに行われないと収拾がつかなくなります。日本のような、何本もの選考レースを経て、選考するスタイルはとらずに、一発勝負の選考レースです。





アメリカのマラソン選考

この選考レースが先月(2月)ロスで開かれ、今年のリオ、オリンピックの代表が決まりました。この時期、アメリカはスーパーボウルや大学バスケの大詰めで、スポーツファンの関心はもっぱらそちらに向かっており、日本と較べて、マラソン選考で国中が大騒ぎになる事は無く、ひっそりしたものでした。

テレビの放映も、中西部地元のテレビ局ではやっておらず、当方も後日新聞のスポーツ欄で知ったような事でした。

日本ほど競技マラソンのレベルが高くないアメリカ。この選考会のタイムも男子トップで2時間11分台(暖かいロスで行われたという事もありますが)、女子で2時間28分台(気温は同)でした。只、男子の優勝者は、前回マラソン10,000mで銀メダルを取った選手でした。たまたま同10,000mのレースを見ていた時に、アメリカの選手、しかも白人の選手が10,000銀メダルを取るのは珍しいな、と思ったものでした。

アメリカでは、市民マラソン大会の人気は日本と同じく非常に高く、各地で大会が開かれています。日本にも人気、著名度が伝わっていますニューヨークマラソンやボストンマラソンも、市民マラソン大会の著名レース版といったところです。各地の著名レースで、日本の様な陸連が嚙んで公式大会にしているものはないようです。

こちらの地元でもいくつもマラソン大会があり、当方も参加しました。地方の大会といえども、距離や警備の運営はしっかりしており、いわゆるエリートランナー(専門競技者)のレース運営も行われており、しかも賞金もでます。

しかしアメリカでは、これを利用してオリンピックや世界選手権の選考をしている旨は聞きません。上記のように、価値観含め全てが広大なアメリカでは、収拾がつかなくなるからでしょう。


さて、こちらの地元のマラソンレースである、ルイビルマラソンが4月末に開かれます。当方も日本のマラソン選考の喧騒を思い浮かべながら、準備にいそしむ事にします。
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