アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
アメリカでのオジサンと年齢を重ねた女性(オバサン)の就業について―――アメリカでの就業:年齢編
本日は当方の会社の受付に置いている、会社の求人の応募用紙(“Application for employment”)をチェックしてみました。アメリカでは多くの会社が受け付けに応募用紙を置いています。そこに希望者が来て用紙に記入。会社はそれを見て該当者の面接を開始します。その中身からみたアメリカの就業実態は...

応募用紙記入欄には性別記入なし

先日の再確認になりましたが応募用紙のどこを見ても性別記入欄はありません。用紙は、応募月日から始まり個人に関するところは①Name,② Telephone number, ③Address,④ Social security number(国民背番号) 等々で性別は有りません。

これは先日報告の何の職種であれ男女同権、同責務を表しています。

年齢記入欄も原則なし

アメリカは年齢による差別も無い所です。記入欄を続けて眺めていくと⑤If younger than 18, state here,とあり18歳以下は申告が必要です。これは若年層保護のために危険職場に就かせないための調査です。それ以外は性別と同じく全く年齢記入はありません。

アメリカではこの受付での応募と同時に、Management Level層を対象としたRecruiting companyによる採用活動があります。これも当然年齢は一切出ません。われわれオジサン族の再就職もなんら年齢による制限はありません。

当然同じ会社内での定年制度もありません。日本では年金問題から65歳定年制の導入が始まろうとしていますが、アメリカでは定年制度そのものがありません。ですから結構老齢の方も元気に会社で働いているケースが多々あります。これは退職金制度がない事もあり止めるのは全く本人の意思次第です。

勿論加齢による能力低下で勤めがままならなければ、実力主義のアメリカの事。会社よりの退職勧告が待っていますが、能力が続く限りは年齢による規制一切ありません。

オジサン,オバサン族の晴れやかさ

これは我々オジサン族にとっては、将来の生活設計等を考えると大変助かります。我々の年代では、言うところの日本での閉塞感の大部分はこの老後の生活設計の不安から来ている訳で、これが無いという事は垂れ込めていた雲がぱっと取り除かれたような感じです。

又日本では現在60歳定年ですが55歳を過ぎると、早いところでは50歳を過ぎると定年予備軍になり、ポストも少なくなくなって仕事に対する個人への期待感もなくなります。アメリカではその人が辞めるまでは代わりに仕事をカバーする人は採用しないので、60歳でも65歳でもやめるまでは期待感に満ち満ちています。これも閉塞感払拭の大きな要素です。

勿論上記のように、これに伴う責務(能力発揮できなければ辞めなければならない)が有りますが、逆に「よし節制して自己啓発して長く努めるぞ」という発奮材料になります。

アメリカでは会社勤めをしていても夜間大学等で勉強している人が日本よりかなり多いようですが、これもこういうIncentiveから来ているのではないでしょうか。

さてさて本日も相当ご高齢の人が、当方の会社へ求職申し込みに来ています。


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