アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
お勧め英語練習法-----英語版、漫画卓上日めくりカレンダー
アメリカには、漫画の日めくりカレンダーが各種あります。日めくりカレンダーに、3~4コマの漫画をかいたものです。

当方は、毎年これを買ってをオフィスに置き、毎日の日めくりカレンダーとして使っています。この漫画のScript(せりふ)の部分を、毎日読んでいますが、これが英語の練習に良いということを少し。

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(英語版、漫画卓上日めくりカレンダー)




漫画、Comic stripとManga

アメリカには、各新聞をベースに活動してる全国的に有名な漫画家(Cartoonist)が何人もおり、その人たちの出版物がいろいろあります。その中の一つがカレンダー。これも各種有り、卓上日めくりカレンダーもその一つです。

こちらでは現地新聞ベースで見られる漫画を、Comic stripと呼んでいます。こちらのComic stripは劇画調には仕上げていませんが、むしろせりふのユーモアやジョーク、皮肉を楽しむ内容となっています。

この漫画にも色々ジャンルがあり、当方の好みは、会社のオフィスでの不合理を皮肉で笑い飛ばす(Sarcasm)Dilbertという漫画です。

漫画といえば、世界に先んじている日本の漫画。日本からの文化輸出財とも言われ、アメリカでもだんだん浸透してきています。街の書店等に行くと、たくさんの漫画がMangaと直訳されて、割りと大きなスペースを割いて陳列されています。しかし、まだ漫画オタクの間で流行って来ている段階で、一般市民の日常生活への浸透は、上記のComic stripに及びません。

漫画というなかれ、練習になる英語

さて、英語の練習に良いという話です。

漫画のせりふというと、英語的に程度の低い英語や、品の無い英語、スラング等を想像しますが、決してそんな事はありません。文法的にも、英語圏人向けのComic stripですので、しっかりしています(当たり前田のクラッカーですね、おっと、このコラムの日本語の方が、品が無い感じですね)。

英語の時制や単数複数は勿論、冠詞や前置詞も当然のことながらしっかりしており、仮定法の使い方も練習になります。

少し古い漫画ですが、気に入っているので保存していました。これを見ると、漫画といえども英語の練習に最適な事が分かります。

Dilbertという漫画からです。あるオフィスの、ある日の会議。インターンのAsocが上司(Boss)に、電話会議を主催した件の報告です。

Asoc: The conference call was a huge success.
Asoc : Three out of 15people were available and only one of them forgot to call in.
Boss : So it was a phone call between two people?
Asoc : It would have been if they hadn’t used the mute button.

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(なかなか練習になる漫画です)

時制、冠詞、数字の示し方(9以下の数次は文字で、10を越える数次は算用数字)、最後に仮定法過去の用法も現れてきます。話はとぼけた内要ですが、英語的に見ると練習になる事柄満載です。

Bossの質問が、疑問形になっておらずクエスチョンマークがついているだけですが、これもごく一般的な言い方です。ビジネス段階でもこういう形でよく使います。

漫画で英語の練習を、という事に懐疑的な貴方、見直しました?

毎日練習する意義

英語練習のキモは継続性。持続こそが英語習得の一本道です。これから考えると、日めくりカレンダーで毎日こういう英語に接する事は、悪かろうはずがありません。単語なり、英語慣用句を覚えようとしても、1年365日あればかなりのものを覚えられますね。

視覚からの英語

漫画という特性上、いろいろな行動の絵がかかれています。その行動に関する英語を目で確認しながら覚えていくというのは、視覚からも英語が入り込んで、練習効果も倍増します。

英語圏の文化習得

教科書からでは習得が難しい物に、英語圏の文化的なものがあります。上記のAsocとBossの会話にあるAsocの態度もそうですね。

15人のメンバー中3人の出席の電話会議の報告ですが、これを”The conference call was a huge success.”と言い切る押し出しの強さ(後に、もう一人は会議を忘れ、残った二人の会議もミュートボタンを間違えて押して、会議にならなかった、という落ちがついていますが)。これは、こちらの風刺漫画ですので、やや大袈裟に表現していますが、この押し出し度合いは英語圏の方がはるかに上です。

実社会では、15人中半分位の出席率であれば、(統計的に見て)多くの報告者は“The conference call was a huge success.”言うでしょう。この違いが、日本人がグローバルビジネスで戸惑う一因になっていると思います。

漫画といえども、こういう文化的なことも満載です。



英語を練習されている方も、漫画と毛嫌いせずに是非この日めくりカレンダーをお試し下さい。






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