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アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
コロナウィルス危機対応---------日本とは少し違うアメリカの対応(成否はさておき)
コロナウィルスが世界中で猛威を振るっています。アメリカにも遅れてやって来て、世界一の感染者という不名誉な記録になっています。

何事も、非常時の対応にはそのお国柄というものが見えますが、日本とは少し違うアメリカの対応を記しておきます(感染防止の成否はさておき)。






大学バスケ試合当日に大会中

アメリカの、この時期のスポーツベントで最大の物は、大学バスケットボールの全米チャンピオン大会です。March madness(マーチ マッドネス)と言われ、誰でもが“狂ったように”になってひいきのチームを応援する大会です。これは、プロを含めても人気のトップを争う大会で、テレビでも大々的に放映します。全米各地から選ばれた大学が集まり、その地元の期待を背負って全米No1を争う、日本の高校野球の様な社会的影響の大きい大会です。

その大きな大会の開催時期は例年3月初めですが、ちょうど今年はコロナウィルス騒ぎの序盤の時期に当たり、関係者をやきもきさせました。選手も大会開催地に着いて試合の準備に会ったっていたところ、試合前日に無観客試合が検討されたものの、試合当日に突然大会本部より大会中止が申し渡されました。これは応援のファンも大勢駆けつける人気の大会で、当日はファンもたくさん集まっていましたが、ガッカリ。

日本の甲子園の選抜大会では、検討期間をかなりの期間設けて社会の反応を見ながら決定したようです。アメリカは、法律的な裏付けがあるのかどうか知りませんが、こういう場合、果断という言葉がぴったりするような意思決定をする国です。

その後、ゴルフのメジャー大会のマスターズも中止。当方の地元での大イベントのケンタッキーダービーも9月に延期と、次々に中止延期の措置が出されました。

外出禁止令

日本では現在、外出禁止措置を打ち出すかどうか検討を進めていますが、こちらの場合はこれも早い時期から禁止令が出されていました。これは、各州毎に知事の指令(Order)という形で出されてきました。

これは、不要不急の業務(Non-essential jobs)での外出を遠慮しなさい、という指令です。該当する業種は死活にかかわる事態で、大きな議論が巻き起こりそうですが、この指示も果断といってよいほどの速さで出されています。

最もこれも、地域の人の生活事情に配慮はしており、やや緩やかな指示となっています。即ち、レストランは営業禁止ですが、持ち帰りの部門はOK(これは、アメリカは日本に較べて外食をする機会が非常に大きいことを示していますが)だとか、自動車の修理工場はOK(文字通り人々の生活の足の肝の所ですね)だとか、我々製造業も操業OK(車も家電も生活に必要ですので、部品を含めて製造を妨げるわけにはいかない)となっています。

アメリカの自動車会社が工場シャットダウンしていますが、これは車販売不調のために生産調整をしている面が強く、別に知事の外出禁止指令に従っているわけではないようです。当方の会社は、部品製造会社でこの外出禁止指令該当外で、指令後二週間ほど操業してきましたが、さすがにここに至り、本元の自動者会社の方のシャットダウンの影響で需要も細り、部門毎にかなりのシャットダウンを行わねばならなくなりました。

後出しジャンケン評論

日本のニュースを見ると、誰もかれも評論家と化し後出しで国や自治体の施策を評論していますが、アメリカでは、当方の知る範囲ではあまりこういう事態は無いようです。色々な施策は法律的に裏付けられた措置になっているからでしょうか。

又、混乱期の克服各州の知事の会見をニュースで聞いても、“コロナとの闘い”、”打ち勝つ“等、武断国家らしいフレーズが並んでいますし、医者や看護士さんたちの写真に感謝の言葉を添えた写真が出回って、キリスト教社会らしい様相を呈しています。

社会構成員として、特に有事の際には法律に従い、リーダーの施策に従って行こうという規範があるのかもしれません。





各国それぞれコロナ危機に対する対応に違いはあるものの、一刻も早い沈静化をしてもらいたいものですね。





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コメント
この記事へのコメント
後出しジャンケン
ニューヨークの感染者数の爆発的な増大は脅威として捉えています。ただインディアナやケンタッキーの状況はこちらではあまり分からないので、気にはなってましたが、いっちゃんの生活状況はよく分かりました。先ずは仕事を含めて大丈夫ですね。

今のところ九州では大分県の感染者数が大分医療センターで院内感染が数字を押し上げ28名とトップでしたが、昨日 福岡県が上回って29名。やっぱり都市部の福岡市や北九州市が多くを占めてます。

しかし市民感覚として逼迫感はあまりなかっけど、東京の例などを見るとそうも言ってられないなぁ、が実感です。

一昨日、門司から自転車で若松〜折尾の方は山登りに行って、往復洞海湾を渡る若戸渡船に乗りました。その際、自転車を押しながらザックを、手に持って切符は口に加えて移動していたら、係員から 危ないよ!と注意を!受けてビックリ。券売機などにウィルスがあるかもしれない。切符を加えるなんてもってのほか!と言いたかったのです。慌ててボトルの水を含み、うがいを数回繰り返したが、気休めに過ぎなかったか。と同時に田舎(北九州市は田舎です)のこととは言え、コロナ禍が重大局面を迎えているこのご時世、その真っ只中でこんなノー天気なおじさん(湯っ栗のこと)がいたことを、この大声で改めて気づかされたのです。ついちょっと前まで平穏な世の移ろいが、急速に負の連鎖に傾きつつある現状を鑑みると、先ずは身の回りの防御を固め、節度ある自粛が肝要かな、とやっと今ごろ分かったの、と云われそうなんだけど。
2020/03/31(火) 13:24:59 | URL | 湯っ栗 #-[ 編集]
Re: 後出しジャンケン
こちらも、これからが大変です。先週、年寄りにつき、自宅勤務を仰せつかりました。ゆっくり出来るかな、とも思いましたが、やはり早朝に起きて、始業時間に合わせて自宅のデスクに行く始末。昼は、きっちり12時から摂りました。長年の習慣は止まらないですね。
2020/03/31(火) 21:30:37 | URL | indianaky #-[ 編集]
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