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アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
日本は“さよならハンコ”になるのでしょうか?-------アメリカのサイン文化との比較
日本では、河野行革担当大臣がハンコ廃止に向けて音頭を取っています。アメリカはサイン社会で、日本に較べ、すべからく効率的ですが、その効率はハンコ~サインの違いだけでもない様な....





アメリカの“お上”への書類申請の手順

アメリカでは、個人の政府機関への書類申請は、概ね書類作成後サインをして提出出来ます。最近は(以前から?)電子書類で提出可能です。サインも、電子サインなるものがあり、パソコン上で作成可能です。この電子サインは、実際手書きしたものをスキャンする方法、タイピングをするとサイン字体になる者等、いくつか種類があります。

このアメリカのシステムは、日本から比べると至極簡単ですが、その裏には日本では遅れているシステム、国民背番号制度(Social security number)制度があります。日本で始めようとしているマイナンバー制度と同等でしょうか?

アメリカの行政機関も、流石にサインのみでは書類を受領出来ず、本人の認証確認が必要です。この時に各個人に割り付けられた番号(Social security number)の記入を確認する訳です。この番号によりアメリカ住民(番号は国民以外にも滞在者にも授与されます)3億人超の中から、本人と確定できるわけです。

最近も私は、重要なグリーンカードの更新で、このプロセスを踏み、書類自宅作成、電子送付で更新作業を行いました。

よって、サイン社会ではありますが、その裏には国民背番号制度が歯止めとして働いているわけです。

受益者側の認証

もう一つ歯止めがあります。書類申請後の受益サイドに立った時の本人認証です。上記の私の例でいうと、グリーンカード受領時の本人確認です。銀行等の入金時の確認にも使われます。

この本人確認には、運転免許証(の写真)が使われます。運転免許証は各州の発行ですが、数年ごとに更新をされ本人近影を表しています。しかも、こちらの免許証は財布サイズで、皆携帯しています。そこで授与側は、本人確認にこの免許証を使う訳です。

私のグリーンカード受領時(正確に言うと、仮グリーンカード受領時。正式グリーンカードは郵送でした)は、この時は地元の役所に出かけていきましたが、上述の様に免許証で本人認証確認し書類にサイン後、、数分で受領出来ました。

日本の運転免許証は、こういった認証には使われていないですよね。アメリカ合理的横割り社会-----日本は縦割り社会とすると-------ですね。




日本の行政改革も、ハンコ廃止だけではないようです。本当の“さよならハンコ”には、もう数歩制度改革が必要なようで...





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