アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
“Hang on”と”Hang up”の世界――――電話でまごつく草の根評論家
当方のブログに時々訪問していただくOhio1982ohさんのブログに“Hang around / out”に関する立派なコラムが有りました。今回はこれに関連して”Hang on”と“Hang up”について草の根報告をしてみたいと思います。

電話の対応は英語に慣れてきてもなかなかやっかいなものです。当方もアメリカ赴任後4~5年は電話に出るのが大変だったことを覚えています。これは相手が見えないので、手で指し示したりうなずいたりという“Body language“が使えない部分が大きな要因ですが、電話に関する独特な用語があることも大きく起因しています。

その中でも特に英会話、英語のクラスで出てこなかった用例を挙げてみたいと思います。

“Hang on(ちょっと待ってください)”

電話の途中で“Hang on”と言われて、おたおたした事があります。これは”Idiomのハンドブックを見ると、1.摑む、しっかり保持する、2.頑張り通す、耐えるとあり、これが転じて電話では「切らないで待って下さい」との意味に使われています。

交換手(死語か。アメリカの多くの会社ではまだ“Receptionist”に繫がる方法があります。)が電話相手を呼ぶ時に当方によく言いましたが、最初の頃はここで電話を切ったりしたこともありました。

この事例の時に“Wait a minute”若しくは”Wait a second”と、“Wait”で云われる事はまずありません。

このいわいる「待つ」という言葉は今まで”Wait”一辺倒で覚えて来ましたが、この「ぶらぶらしながら待つ」「じりじりしながら待つ」という状態は同じ「待つ」でも“Hang on”だとか”Hold on”で表現するようです。

先日のラジオで「アメリカ高官がフランス訪問をしようとしましたが、フランスのゼネスト等で訪問を途中で待機している」というニュースがありましたが、この時に“XXX hangs on visiting to France”と表現していました。


“Hang up(電話を切って下さい)”

電話で話したい相手が不在の時に、交換手から「一回電話を切ってください」という時に”Hang up”を良く使います。同じく“Idiom”のハンドブックを見ると、1.~を留め金、ハンガーに掛ける。2.電話を切る、と有ります。

これは創成期の電話の構造から来ているという話は有名です。昔の電話機はマイクが電話機本体に、スピーカー(イヤホン)を手で持って聞くという別体タイプで、電話を切る時にはそのスピーカーを電話機本体に引っ掛けます。その話自体は覚えていましたが実際言われてみると、上記の“Hang on”とない交ぜになり混乱しました。

「捉まえる」

これは当方だけの個人的な間違いだと思いますが、相手を捉まえたいときに良く使ってアメリカ人をきょとんとさせていました。、

いちろう―――――「彼を捉まえてください“Please catch him.”」
Receptionist------“??????“

これは文字通りの直訳で正確には“Please hold him。”というのが正しいと言う事のようです。

当方のオフィスは毎日電話の飛び交う戦場です。今日はどういう“とほほ”が待っているやら...

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テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

コメント
この記事へのコメント
Time is up. (もうおしまいです)
upと聞くと、いかにも受話器を上に上げてしまうのを連想して、「切る」というイメージは湧きませんが、upは終わるという意味もあるんですね。
2014/08/15(金) 00:26:28 | URL | #MF8IyTP2[ 編集]
Re: Re: タイトルなし
コメントありがとうございます。返信遅くなり申し訳ありません。

当方も最初は、そのupの意味合いでしばらく受話器を保持していて、間違えました。「ちょっと待って」と言うのを、“hang on'と言っているのを聞いて何となく意味合いがわかるようになりました。
2014/08/24(日) 02:02:14 | URL | indianaky いちろう #-[ 編集]
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