アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
英語学習開始後どれくらいでブレークスルーするものだろうか―――草の根評論家の見る英語習熟カーブ(大人編)
英語の習得に日本の学校英語教育だけでは用をなさない、というのは多くの人の経験する所です。学校で英語を何年も勉強しても、やはりその後の英会話訓練というのが必要になってきます。そのコースを歩んだいちろう。その軌跡を見てみましょう。

いちろうの英語力現状分析

まず、いちろうの英語力の現状分析をしてみましょう。それによってブレークスルーの見方が変わってきます。

アメリカ滞在10数年とはいえ家族とは日本語のコミュニケーション。しかも日系企業で業務の何割かは日本との連絡、これが日本語。という事でいちろうの英語力は、日本で英語を継続的に勉強している人よりは数段劣っています。そこで冷静に自己評価を。

1.アメリカ生活の身の回りのこと(買い物、レストラン、病院、旅行手配等)は一通りやっている。保険折衝等難しい事は同居の息子に頼っている。

2.仕事(自分のテリトリー即ち、工場管理面、技術面、経営面)で米人と折衝している。ISO受診(システム書類の審査)の事務局もやった事あり。

3.会社でも食事の時の会話にはあまり入っていけない。イディオムが多いからだろうか?

4.映画、テレビは種類により40%~80%の理解度。昔の白黒(バートランカスター等の時代)のテレビ映画の方が分かり易い。新語が無いからか?

5.テレビのお笑い番組は、当方の子供達が笑っているのを聞いてきょとんとしている。

6.通勤途上のラジオは良く聞いており、大体理解。

7.仕事上の英語の手紙、メールは毎日数十通読んでいる。5,6通は英語で書いて発信している。

8.英字新聞雑誌は時たま興味のある記事の時に拾い読み。定期購読はしていない。

9.英語の本は殆んど読まず。

ブレークスルーの過程

以上をいちろうの現状把握として、これに至ったブレークスルー(どこが?という諸兄。まあまあ。)の過程を振り返って見ましょう。

1.日本の学校で英語を中学校から8年間(高専制度は中学卒業後5年間)に渡り勉強(留年しない程度だった)。その昔でも学校の授業で英会話クラスはあった。クラス学生40人に先生一人。英語は話せず。

2.卒業後英語には興味があり、テープ教材等を買って聞いていた。しかし英語は話せず。

3.会社の(日本人だけの)英会話クラスに半年ほど通った。まだ話せず。

4.会社の通信教育でHearingの教材で勉強。まだまだ話せず。この頃第一回Toeicテスト受験。200点台だったような記憶あり。

5.35歳になり(学校卒業後15年)国内転勤になった事業部でアメリカプロジェクト発足。その関係で会社の米人の先生の英会話教室に通う。

6.これも第一セメスター(3ヶ月)くらいは話せず。

7.4ヶ月目位からやっと質問等のついた双方向会話が出来るようになった。このころ2回目Toeic受験。580点。英検二級に合格。

8.その事業部でアメリカから現地のアメリカ人がやってくるようになり、現場の責任者として対応。このあたりから飛躍的に(そこな諸兄、まあまあ)向上。

9.その後アメリカに赴任。現在に至る。

振り返るに

当方の場合、英語の必要に迫られたのが遅くなったので長くかかりました。通常の人で、①学校で勉強、②テープ等で耳ならし、③英会話教室で3ヶ月、位でなんとか話せるグループになるのではないでしょうか?

勿論これを同時進行できる人はもっと速いと思います。どちらにしてもある程度の我慢のいる時間のかかる作業です。なにせ構造の全く違う異言語を習得するのですから息の長い仕事となります。


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