アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
難解コード進行の「どうにかなるさ」----「どうにもならない」日本の難解英語教育
ムッシュかまやつこと かまやつひろし。我々の世代では懐かしいシンガーです。そのかまやつひろしのヒット曲に「どうにかなるさ」があります。スパイダーズ解散後に発表されたものです。

最近はこの難解コード版がお気に入りのようです。ギターの達人が弾くと、なかなか味のあるものですね。ギター初心者には真似ようと思っても出来ない事です。

これを聞いて思うのは、日本の英語教育界。大学入試の英語や、各種テスト、試験の英語は、この難解コード進行の曲と同じで、達人には結構な事ですが、初心者には到底真似も出来ないもので溢れています。そんなものの記憶を強要しているのが、現在の日本の英語学習界の状況ではないでしょうか。






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哀しきバイリンガルの変な英語-----使える英語のヒント
当方は、アメリカで英語と日本語を使い分けている、いわばバイリンガルです。英語や日本語の達人でもない、普通のバイリンガルでは、頭の中が時々混乱して、妙な言葉になります。これは、他の在米日本人でも同じようです。

よく伝聞されるのが、英語の影響を受けた変な日本語です。このブログでも以前書きましたが、当方も時々、「お金を作る」や「コーヒーを食べる」とやらかします。これは、英語の”make money.”や”have coffee.”(”have lunch.”と混同)を直訳する事から来ています。

当然、英語がしっかり確立されていない当方は、英語にも日本語の影響が入る事があります。語順が日本語風になったり、日本語風な曖昧な表現----英語が未熟だといえばそれまでですが---になったりです。

しかし、この日本語風曖昧表現英語。これでもこちらで結構使えています。それを見てみましょう。

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高専卒業程度の英語力----英語世界への対応力
当方は、大分高専という所を卒業しています(高専制度をご存じない方はこちらを)。

英語教育でいうと、高専ほど脆弱な所はないんだそうで。学校のカリキュラムは、工学専門教育が幅を利かせ、英語は片隅のほうにおかれています。又、大学受験も無いために、高度な(?)受験英語をマスターする必要性も、時間も無いといった有様です。

そんな英語教育制度の高専を、なんとかすれすれで卒業した、且つ当然英語が優れてもいなかった当方でしたが、会社生活で国際化を迎え英語を使う必要が出て来て、英語のトレーニングを、周りの大学卒(旧帝大含む)の人達と一緒に始めました。

英語教育でいうと、時間も大学入試等の厳しさも格段上のレベルを経験してきた、大学卒業の人達と伍して来た訳ですが、そんな大学卒の人達にに比べて、高専卒の当方の英語に対する対応力というものは、特に劣っているようには見えませんでした。おかげで、海外勤務を経て、アメリカに永住している有様です。

それは何なんだろうか?というのが今回の主題です。


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英検一級失格者がアメリカで生活できる理由-----英語現場の平易な“普段”の英語表現
英検一級に、とうてい届かないアメリカ在住者です。アメリカに19年いても、英検一級の単語テスト(ネット模擬テスト)をしてみると、6割位しか正解がありません以前のエントリーから)。


しかるに、何故当方のような者が英語圏で生活出来ているのか?これの解として、こちら英語圏で”普段”使われている英単語が、そんなに難解なものは使われていないという事があります。これは以前からこのブログでも指摘してきました。

これは、日本にいるとなかなか感覚がつかめないかと思います。話し言葉にしても、書き言葉にしても、メディアを媒体とすると、特に日本人向けの英語紹介メディアは、Literacy(読み書きの能力)を要求されて”普段”以上の表現になり、単語使用もしゃれた方に難解な方に向かいがちです。

しかし英語現場の地元にいると、日常平易な英語、単語に囲まれているか良く分かります。本日、取り上げるのは、最近の地元ルイビルの新聞の記事ですが、これも易しい単語で組み立てられています。これの記事で、当方の単語力を図ってみました。

その結果は、当方の単語把握の率は約99%(1,788単語中20単語不明のみ)でした。

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(地元新聞の記事”GE rewards healthy habits”より)

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(地元新聞の記事”GE rewards healthy habits”本文)

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(地元新聞の記事”Obama visits Indianapolis”より)

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グロービッシュ(グローバル英語)を考える------他人事ではありません、仲良くつきあおう
最近、非英語圏で流布しているグロービッシュ(グローバル英語)が、注目されているんだそうです。フランス人のジャンポール・ネリエールという人が着目した、“1,500単語を使い、文法も構文も無視した極めて簡単な英語”だそうです。

これを、ざっと眺めて思うのは、“なんだ、英語圏の英語と同じじゃないか、ネイティブが使っているのも、それくらいの英語だぞ”という事です。

本日は、それを見ていきます。

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英語圏の概念に無い日本語フレーズ集:和英大辞典---追記編
前回のエントリー【英語圏の概念に無い日本語フレーズ集:和英大辞典---”反省しないアメリカ人”というよりも”反省の概念が無いアメリカ人”】に関しての追記です。



当方も、英語の文法を習い、単語も習ったのだけど、いざ実際に会話する段になるとなんと話してよいのやら、さっぱり見当がつかないという事がありました。

日本時代、会社を訪れた外国人。直接の相手ではなかったですが、そばを通りかかる時に、なにか声をかけたいと思っていましたが、何を話してよいのやら分かりませんでした。「遠い所を、こんな田舎まで大変でしたでしょう」と、当時日本人のお客さんに言ってた様に言うのもなんだか変だし。どう言うのかな?と悩んだ物でした。今考えてみると、この話す事の概念の違いがあったのですね。

又、アメリカに来てアメリカ人同僚と仕事を始めた時に、なんとなくギクシャクした事もありました。仕事の評価をめぐり、日本人は「まだまだ、これくらいでは安心できない」と考え口にしますが、どうもそれがアメリカ人にはフラストレーションが溜まるような感じでした。

この頃は英語で意思伝達は出来始めていましたが、この辺りの行き違いが結構ありました。今から考えると、誉めるアメリカ社会と“重荷を一生背負っていく“日本社会との違いだったのですね。


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英語圏の概念に無い日本語フレーズ集:和英大辞典---”反省しないアメリカ人”というよりも”反省の概念が無いアメリカ人”
英語の上達には、“日本語で考えず、英語で考えなさい”というセオリーがあるそうです。しかし、英語で考えても、それが英語圏の概念に無いフレーズであれば、大きく空振りする事になります。

相手---こんにちは。どうですか?
当方---ええ、なかなか...貧乏暇無しで...

これは、日本ではごく普通の挨拶部分ですが、この答え(当方)の部分の「貧乏暇無しで...」を、英語で考えろという事で、

Ichiro--“Well, I do not have time and I am very poor.”

と答えたところで、英語では全くこういった挨拶の概念がありませんので、相手はびっくりして、話も通じません。こういう挨拶のケースでは、多少心配事があろうと、

--“I’m very fine.”

が正解ですね。

この空振り事例は他にも多くあり、日本語の特徴である謙遜系、謙譲系のフレーズに多くなっていますが、今回は、これらの正解と解説を一挙に掲載してみたいと思います。

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英検一級を斬る------難解単語テスト低スコア者の対処法
前回は、アメリカ生活者である当方が、如何に英検一級レベルの難単語を知らないかという事をお知らせしました。今回は、そんな在米生活者は、どうやってこちらでコミュニケーションをしているかを、お知らせしたいと思います。

要諦を言いますと、やはり平易な単語を言いまわして会話している、ということに尽きると思います。

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英検一級を斬る------英検一級単語のベンチマークと実際の英単語の乖離
英語圏で暮らしている当方の単語力は、大した事無いという事は、本ブログでも何回かお知らせしました。

先日当方は、“英検一級単語を覚えよう”というWeb-siteの、“ボキャビル四択ドリル”というのに挑戦しましたが、再びそれを裏書きされてしまいました。当方のこのテストの結果は、正解率63%。これは、四択でしかも推測を含めての正解です。本当に自分で使いこなせる単語の理解率(確証率)を、正直に挙げるとなんと17%くらいでした。

これで、アメリカ滞在18年。普通に仕事やコミュニティの付き合いをやっています。英検一級レベルの単語がこんなにお粗末なのに良くやっていけるなと、お思いの皆様方もいるかと思います。これは、どう云うことかというと、以下のケースが考えられます。

1. いちろうは英語の勉強不足であり、こういうことをブログで公表するとは厚顔無恥である。
2. 英語圏で、日常使われる単語は、そんなに難しいものではなく、どうやら、英検一級のベンチマーキング(目指す基準)が方向違いである。

本日は、項目1はともかくとして、項目2を取り上げて論評してみたいと思います。


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「マック(マクドナルド)のコーヒー食べたい」発言事件----“か行変格活用”と英語文法
先日、家人と小旅行をしていたときのことです。アメリカの小旅行は、ドライブと相場が決まっています。長時間高速運転---この日は時速80Miles/130kmで7時間走りました---で疲れてサービスエリアで、休もうとした時の事です。疲れで頭が茫然としており、会話も少しヘンです。

当方------「あー、マック(マクドナルド)のコーヒーを食べたい。」
家人------「コーヒーを“飲む”でしょう?」
当方------「あっそうか。日本語でも間違うんだから、英語も間違うわな。」

という事で、話は日英文法談議へ。

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英語を楽しんでいます?-------習うだけの英語から創る英語へ
近年スポーツの世界では、「試合を楽しんできます」という選手からのコメントが多くなっています。「お国のため」、「チームのため」という発言の多かった、東京オリンピック世代からは考えもつかない事です。

これは主として、①「楽しむ」事で、心理面や肉体面の重圧感を開放して実力を発揮できるようにする、②「楽しむ」事で、戦術技術面を創造的にして試合を優位に進める、等の目的があるのだと思います。

さて、皆さんは英語(学習)を、楽しんでいるでしょうか?

英語の頂点は途方も無く高いものです。それに向かって行くには、一生苦行の連続かもしれません。しかし、それでは棺桶に足を突っ込んでも、まだ満たされるものではありません。

ここで提案。その頂点に向かうだけの英語から、自分の創った英語を使ってみたらどうでしょう。きっと、楽しい英語(学習)となりますよ。

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英語プレイヤーとしての英語-----アマチュア選手は、難単語の剛速球をどう打ち返すか?
前回、アメリカ在住の当方の英語力は、スポーツで例えるとアマチュア選手だと規定しました。プロの様な高度なプレーは出来ませんが、来たボールは何とか打ち返せるし、投げる事も出来ます。

今回は、難しい単語、Contradiction〔矛盾〕を例に挙げ、この剛速球にどう喰らいついていくか、冷笑じゃなかった、例証してみましょう。各種テスト高得点だけど英語が使えていない人のヒントになると思います。

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