アメリカ中西部での生活、仕事、英語、スポーツ、文化に関する草の根評論
アメリカの原発放射能漏れ心配症候群---心臓パイパス手術心配症候群と高血圧心配症候群
東北沖大震災後の、原発からの放射能漏れ事故は未だに予断を許さない状態です。目に見えないものだけに、風評やそれによるパニック状態が心配されます。こちらアメリカでも、震災地から遠く離れていますが、日本以上に注目が集まっており、人々の反応も過剰気味です。

こちらのニュースでも、カリフォルニアの方で、放射線の飛来が観測された、というニュースで大騒ぎになりましたし、又、連日のニュースも津波地震被害報道は一段落で、もっぱら原発関連、特にこの放射能関連が主流です。

経験値という言葉がありますが、この放射能被曝の問題はヒロシマ、ナガサキの被爆経験の無いアメリカ---世界の他の国も同じですが----の方が、経験値が少ないだけ、このパニックぶりが大きいようです。日本人の場合は、被曝状況は勿論心配にはなりますが、どこか冷静に対処しているような感じがします。

こうした、経験が無い事に対する心配症候群というのは、日本人アメリカ人相互にいろいろあり、異文化社会に暮らしているとよく経験します。


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大震災で賞賛された、日本人の国民性-----世間というもの
今回の東北太平洋沖大震災では、震災後の冷静で混乱のない状態を維持できる日本人の国民性が、世界から賞賛の的になっています。多くの国では、大震災大災害が起こると、略奪や暴行が発生するのだそうです。

それがないのは、大変素晴らしいと世界から驚嘆されているわけですが、日本人にとってみると面映い面もあります。しかし、長い外国生活で彼我比較に目が行くようになると、いくつか思い当たる節も出てきます。

いくつか要因はあると思いますが、それを本日は、深く広く掘り下げ...る事は出来ないので、浅く狭く解析してみましょう。

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豊田、Toyota社長のアメリカでの涙----日本とアメリカの、ビジネスで「泣く」事の意味合いの違い
豊田、Toyota社長が、リコール問題でアメリカ議会の公聴会に出席した時と、その後のアメリカToyotaの集会に参加した時に、涙を見せた事がニュースになっていました。

アメリカでは、ビジネス面で公衆の面前で「泣く」ということは滅多に無く、いろんなメディアでも今回の豊田社長の泣きはネガティブに捉えられていました。この「泣く」という事は、言い訳や哀願を表し、且つ、Toyotaという会社の行く末を危惧させるメッセージに受け取られます。これをすこし解説してみたいと思います。

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ガラパゴス化した日本企業のマネジメント---豊田、Toyota社長のLarry Kingショー出席対応にみる日本とアメリカの責任論の違い
全米を揺るがした豊田、Toyota社長の議会公聴会出席の当夜、同氏はアメリカの有名なLarry Kingショーに出席して、インタビューを受けました。多くのアメリカ国民に不安を取り除いてもらおうという、豊田社長の意向が働いたのでしょうか。

その内容を入手してみてみると、Larry Kingの質問と、豊田社長の回答がなかなか噛み合っていません。特に今回のリコールの責任問題の所で、その乖離が顕著に現れてきています。

これは責任という事に対する、日本とアメリカの違いから来ているのではないかと思います。即ち、“個”の責任を常に考えるアメリカと、集団の責任を考える日本との違いです。今回はそれを見てみましょう。

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ガラパゴス化する日本企業のマネジメント----Toyotaのリコール対応にみる世界基準マネジメントとの差(追加版――「改善」について)
Toyotaのリコール問題で、前回の“あまりにも日本的な経営手法で成功してきたToyotaにとっては、そのマネジメント手法がかえって独自の進歩を遂げすぎて世界基準からかけ離れてしまっているのではないか、即ちガラパゴス化しているのではないか”の論題の続きです。

今回は、これもToyotaの誇る「改善」についてです。

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ガラパゴス化する日本企業のマネジメント----Toyotaのリコール対応にみる世界基準マネジメントとの差
豊田、Toyota社長の、日本でのリコールに関する記者会見が波紋を呼んでいます。会見の時期やその内容についてです。

今回当方はその内容から、あまりにも日本的な経営手法で成功してきたToyotaにとっては、そのマネジメント手法がかえって独自の進歩を遂げすぎて世界基準からかけ離れてしまっているのではないか、即ちガラパゴス化しているのではないかという事をいくつか指摘してみたいと思います。

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Toyotaのリコール問題に見るブランドの考え方----“世間社会”ではないアメリカの実質的ブランド力
全世界でトヨタ自動車が、リコール問題で大変な事になっています。アメリカでも大変です。というか、アメリカが問題の発生地ですが。

こちらでも、連日地方レベルのニュース(実はこちらでは、全国統一レベルのニュースというのはあまりありませんが)で関連ニュースを報道しています。本当かどうか、中にはToyotaの車がクリークに飛び込んだ映像が写され、これはアクセル(こちらではFuel Pedalと言っていました)が戻らず、急加速で起こった問題だという運転者のインタビューも出ていました。

さすがのToyotaも、ブランドが棄損されかねず正念場ではあります。このブランド。現在マーケティング学で、先進工業国では同じ定義をされていると思いますが、その受け止め方は、当事国の文化の違いにより様々です。

本日は、その日本とアメリカの違いを見て行きましょう。

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Agatha Christieと松本清張の名前の大きさーー英語圏の“個”の主張の強さ
皆様、明けましておめでとうございます。

今年も、“英語平凡プレーヤー”ならではの英語の取り組み方や、アメリカ生活者の視点でのアメリカと日本文化の違い等のエントリーを掲載していきたいと思います。

さて早速です。年末休暇を利用して読書をしていたときの話題を一つ。アメリカ(英語圏)の小説って、その表紙の作家名の表示が日本の小説に比べて異常に大きくないか?という事です。

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(Agatha Christieの名前が大きく出ている英語圏の小説)

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(文豪松本清張の名前も題名の下に小さく出ている日本の小説)

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ライバル自動車会社のリコールを逆手に取ったアメリカの比較広告----“Black & White”のアメリカと“武士は相身互い”の日本
“Three million cars, Toyota recalls.(『三百万台の車です、Toyotaがリコールするのは』)”という刺激的なナレーションが聞こえてきました。先日の通勤途上でかけていたラジオからです。

これは、よく聞くと地元ルイビルのNissan系のディーラーが流した比較広告です。ナレーションの後半を聞き取ると、

『Toyotaは三百万台の車をリコールします。こちらはカーディーラーのNeil Hoffmanです。我々はToyotaの車を10年取り扱いその後Nissanの車を8年取り扱って現在に至っています。Nissanの車は常に品質に優れ、Toyotaの車は品質に問題がありました。だから今回の三百万台のリコールに繋がったわけです』

「いやー、ここまでハッキリ言うか!」というアメリカのビジネス文化ですね。

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英語のSmall Talkに入っていけないとお悩みの諸兄へ---- Small Talkの日米文化比較論
食事の時やちょっとした時の雑談を、英語でSmall Talkと言うんだそうです。日本人には、英語でのSmall Talk、特に食事の時のSmall Talkが苦手だという人が多いようです。当方もそうです。英語の色々な変化した使い方や発音が、正式な会話の時とはなにやら違うようでさっぱり聞き取れませんでした。

当方の職場では、恒例のFriday Lunchがあります。事務所の皆で金曜日に昼食に出かけることです。最近、当方はここ何回かのFriday Lunchで気づいた事があります。日本人にとってこれが苦手なのは、どうやら英語の聞き取りの問題だけでは無いようだという事です。何か話題そのものが、我々日本人にはとっつきにくいものの様です。よく聞いて見ると、どうやらこちらアメリカ人の話題の中心は以下のような物です。

1.家族の事。
2.家や敷地の補修の事。
3.車の事。

経済の成行き、それに絡む自分の会社や業界の事、又政治や社会の動向それに世界情勢のいわゆる時事問題が好きな我々日本人とは、はなから話が合わないわけです。


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アメリカの大学スポーツ不祥事にみる謝罪観----ルール至上主義のアメリカと世間至上主義の日本
アメリカは、大学スポーツの盛んな所です。現在フットボールがシーズン中盤。やがてバスケットボールが始まります。その注目度でいうと、日本の高校野球以上でしょうか。チームや選手の動向は常にニュースになって報じられます。

先日、わが地元のルイビル大学のバスケットボールの選手が学校のパーティで騒ぎ、警察に逮捕されるという事件がありました。「反省しないアメリカ人」というタイトルの本がありましたが、こちらでは学校側の対応はまさにそのアメリカらしい対応でした。

バスケットボールの監督のコメントは以下の通りで、勿論謝罪はありません。

“We are aware of the issue. We will handle it internally.(我々はこの問題に注意を払います。これは内部的に処理します)”

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アラ還ランナーの異文化から学ぶ処世観----マイペースとマイコース
先日のハーフマラソン走破以来、マラソン練習が続いています。この年になると、ジョギングに毛の生えたくらいの負荷ですが、とはいっても30分(5.3km位)から40分(7km位)のトレーニングを週に2~3回続けています。

アラ環世代といわれている当方。これは結構しんどいトレーニングです。走った後の爽快感は何者にも変えがたいのですが、その過程では結構ハードなものです。

マラソンランナーは、哲学的な考えや処世観を持つようになるという事が言われています。苦しい練習を乗り切る過程でそういう考え方を身につけるのでしょうか。アスリートでもなんでもないアラ環世代のランナーにも同じことがいえます。日本のアラ環ランナーも皆同じではないでしょうか?

しかし、こちらアメリカに長くいると、その処世観もどこか日本のそれと違ってきます。日本の閉塞性からは少し離れた、個の社会の側面が現れてきます。即ち、日本のマイペースに対するアメリカのマイコースの考え方です。

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